昨日、西原村でポスティングをしているとき、90才を超えたあばあちゃんに出会いました。
農家の小屋でアスパラガスを詰める作業をしていたようです。猛暑で休憩中だったようで寝そべっておられました。
話しを聞くとおばあちゃん。19才で嫁入りし、それから2週間、夫は直ぐに兵隊となって招集されたようです。今では考えられないことです。
中国戦線だったようですが、南方へと送られることになり、輸送船が途中で沈められ戦死したとのこと。
その後すぐ、同じ家の兄弟?と結婚・嫁入りしたとのこと。そこの兄も海軍で潜水艦にのり戦死したとの事でした。
「戦争したらいかん」と語っておられました。
おあばちゃん、体がきついから、早よう死にたいとか言っておられました。
「アスパラガスば詰めなんけん、長生きして下さい」と言ったら、「そうだねー」と返されました。
苦労したんだね、おばあちゃん。
今の憲法には、内外のさまざまな戦争犠牲者の魂が宿っているような気がします。「二度と戦争はしない」と。