サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

日本はなぜ、「戦争ができる国になったのか」

 日本はなぜ、「戦争ができる国になったのか」−(矢部宏治著)、最近よく聞くようになった言葉を題にした本を読んでます。

日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

 もうハッキリ!お勧めです。宣伝します、買って読んで下さい。非常に分かりやすい。初めて知ったた内容も多くあります。
 異常な現実―密約―日米地位協定―安保条約といった順番の裏側が密約問題から説明してあります。しばらくの間、この本を引用し、紹介を続します。私も勉強です、お付き合いくださいマシ。

 まず1例。首都東京-羽田や成田から飛行機が飛び立つとき、最大7000メートルの空域を飛ぶことができない事を知っているでしょう。
 民間機が飛ぶことができない空を「横田空域」と呼びますが米軍に管理されています。
 着陸する時も同じで、飛行機がたいへん混雑し危険、パイロットも管制も緊張が強いられます。沖縄・那覇空港も同様、こんな国は他にはありません。どうして都知事選の争点にならなかったんでしょう?
 問題は2つ。①ほとんどの人がこの事を知らないこと、メディア知らせていないこと ②誰もがおかしいと考える、「いつ、誰が、こんな事を決めたのか?」、話題や問題になっていないこと。結果、この異常を受け入れる主権者の異常につながっています。
 1958年12月15日、米軍横田基地国交省の一部局・東京航空交通管制部で合意されたそうです。
 で、その舞台が「日米合同委員会」だそうで、この会議の名称もあまり知られていません。
 ひとつ宿題、いやクイズを出しておきましょう。
 「日本はスパイ天国だ」と、よく言われますが、①どこの国がスパイが一番おおいでしょうか?だいたいお分かりですよね。 では、②それは、なぜでしょうか?
 では、また明日。