ついに舛添都知事が辞意を表明した。
テレビで名を売り、もてはやされて政治家になり、テレビで問題を厳しく追及され辞任に追い込まれる。時々あるケース。待ちあげ時期も、追及時期も、テレビは視聴率を稼いで利益が上げたでしょう。
でも問題があっても問題にならない人もいる、いた。何が違うのか、視聴者・主権者は見極めるべきだろう。
“超銭ゲバ”舛添は「石原慎太郎閣下」を真似しただけ?
との、面白いのを見つけました。ご覧ください。
で、思い立って、探してみたら、出てきた古いビラです。(2007年1月発行の「都民がつくる革新都政」のビラ)
見出しが切れていますが、
一回平均1600万円、最高3600万円の超豪華な海外視察
一泊13万円のホテルに5泊 リムジン利用で126万円
クルージングだけで244万円 夫人同伴分も税金から
舛添さんには、学んだ師匠がいた。
こんなビラが配られても、テレビも新聞も調査追及はなく、最後までお咎めなく都知事をつづけた石原慎太郎氏。
舛添さんが、甘利さんや石原さん顔を思い出しながら「なんでオレばかり…」と、辞任への踏ん切りがつかなかったのも想像できる。
なぜ、石原元都知事は、追及されなかったのか?
メディアへの影響力の問題が横たわる。
そういえば、石原氏も自民党参院議員だった。「政治とカネ」問題は圧倒的に自民党が多い。それでも「政治とカネ」議員・知事を製造する、製造主。
来月の都知事選、参院選、過去からしっかり学びましょう。