サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

憲法記念日 緊急事態条項と熊本地震

 おとといは憲法記念日でした。
 例年なら学習会などがありますが、地震の関係でキャンセルになってしまいました。
 最近、新聞もゆっくり読めません。
 写真右側の改正へ立憲主義を体現しよう 「緊急事態」を優先的に論じたい 
 どこの新聞でしょうか?
 安倍自公政権の主張と全く同じですから、「読売」社説です。
 どうも憲法への「緊急事態」条項書き込みに熊本地震が利用されている気がする。
 社説では熊本地震に触れ、「大災害時の規定がない憲法は、災害列島の国として不十分だ」とする。安倍首相と同じく、何でもかんでも日本国憲法が悪いからといいたいようだ。
 これは、憲法の何たるかを理解しない権力者の言い分だ。
 災害対策は今の法律で十分対処できる。もしできないと言うならそれこそ、災害対策への自民党政治の不作為が問われる。災害を理由とする戒厳令、戦時を想定するものだ。
 左側の記事は?…
「毎日」です。鋭い内容、引用します。
 改憲へ 熊本に「便乗」 「災害ないと理解されない」の見出し。
 見出しのような事を云ったのは、東日本大震災の時に「(震災が起きた)今なら国民や野党から緊急事態条項への理解を得られる」と語ったそうだ。言ったのは自民党中山太郎元外相。聞いたのは、そのころ懇意にしていた小林節慶応大名誉教授。
 まさに、ショックドクトリンですね。(参事に便乗した体制転換)
 毎日、頑張っていますね。