昨日、立野に向かう途中、米海兵隊のオスプレイが飛んでいくのを2回みました。慌ててカメラだしてパシャリ。
2機目は、北向き谷の上をわりに低く旋回していきました。
そこで気になる 4/20サンケイ記事は→
「物資輸送をはじめ、災害発生間もない被災地のさまざまな需要に応じるため、オスプレイを活用しない理由はない。米軍の中型輸送ヘリCH46と比べ、速度は約2倍、航続距離は約4倍で、積載量も約3倍といずれの性能も上回るからだ」と書いている。
これは熊本県人からみれば、ちょっとおかしい。
熊本空港の中にある陸自高遊原分屯地から、南阿蘇村までは、外輪山を超えればすぐそこだ。ヘリで5分?…10分だろうか?15分だろうか?。そんな距離だ。速度を2倍出す必要も航続距離も全く関係ない。
積載量に関しても、垂直地着陸が必要な場合のオスプレイは、陸自高遊原が日常的に使っているCH47ヘリよりも少ない。しかも陸路も自衛隊は使って物資を運んでいる。
米軍が軍事展開する場合、海自の輸送艦から米軍オスプレイに武器弾薬、兵員を輸送・提供する兵站活動の訓練にはちょうどよいかもしれない。
しかし事故の危険度が高いオスプレイは、熊本の災害現場から見れば必要性は全くない。
そしてサンケイは、野党側の批判を紹介する。
「熊本県議の浜田大造氏=民進・県民クラブ=は『性能のよいものが支援することはよいことだ。オスプレイは米軍の最新鋭の飛行機で、飛行実績を重ね、信頼を得ていくことも理解できる。中国への抑止力確保の点からも重要だ。共産党などは反対するかもしれないが、このような非常時にとやかく言う人の方がおかしい』と語った」とする。
これって民進党さんの公式見解なのか????県議さんの個人意見なのか?
さて、この言い分、みなさんどうおもわれるでしょうか?