読み始めたばっかしです。
沖縄翁長県知事の緊急出版−「戦う民意」
沖縄の危機は、日本の民主主義の危機
置き去りにされる民意は、地方自治の危機
そのとおりと思います。
危険な普天間基地の返還問題と辺野古新基地問題は、本来別々のものです。
問題の核心は、サンゴの海を埋め立ててつくられようとしている新基地に問題があります。
翁長さんは言います。新基地ができれば、
①沖縄が初めて承認した基地になる。(普天間は略奪された土地。返すのが当然)
②新基地ができれば民有地でなく国有地となり、唯一県民が口出しできない基地になる。
③耐用年数200年、子々孫々に安全保障の真っただ中におかれる。(相手国の攻撃目標やテロ対象に)
新基地は、弾薬庫や強襲揚陸艦が接岸できる岸壁も作られ、海外派兵の最新鋭基地となる。 また基地建設の大半のお金は、増税にあえぐ日本国民が出すことになる。
- 作者: 翁長雄志
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/12/10
- メディア: 単行本
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日本・沖縄は、米国の鉾と盾になって、場合によっては再び沖縄戦のような悲劇を押しつけられる。
そうではなく、翁長知事が主張するように、各国の「平和の緩衝帯」になる事こそ望ましく、各国国民のためでもある。