サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

米軍に国民の税金20兆円−38年間

 昨日の「赤旗」1面です。他の新聞やテレビでは、あまり報道されず国民に知られていない事です。
 1978年に思いやり予算の支払いが始まって以降、今年で20兆円の支払いを米国にすることになるらしい。
 
 米国の軍隊を、自国のグアムへ移転させるために、日本がお金を出し、新しい辺野古に米軍基地をつくるため日本がお金を出し、その他の基地拡張や強化や様々な名目でお金を出す。
 なぜ、日本だけが米軍のために、これほどのお金をみつぐのか?
 外国の駐留米軍の負担割合は、ドイツや韓国で3〜40%に対し、日本は倍の75%にのぼる。
 財政難で、国の借金が多いからと、年金は切り下げ、介護、生活保護も減らし、消費税も国民の反対を押し切って引きあげるのに、このありさま。国民が本当のことを知れば怒るはずだが…。
 大手メディアの報道が弱いのが原因です。
 そのメディア対策、安倍首相・官邸は、今年さらにコミ戦を充実させるはずです。
 今年の伊勢志摩サミット〜参院選(解散・同時選挙)の争点設定、選挙後は、その後の憲法「改正」発議・国民投票まで視野に入れたメディア対策を強めるものと想像しています。
 布石は、岸井、古館、国仲さんの降板でしょう。それぞれ、政権へのチェックが厳しかったので。なにか対抗策が必要と思います。