サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「特攻隊」のネーミング考

 最近、敗戦に至るこの時期、史上最悪の状態だった70年前の日本、人々、戦争指導者、戦地の兵士、どんなだっただろうか?と想像する。
 敗戦必死、身も心も疲弊、憔悴しきった人々。
 本土決戦も覚悟しながら、特攻隊は出撃させられた。
 ただちょっと考えた。
 「特攻隊」=特別攻撃隊は、妥当な、現実を表した表現だろうか?と。
 何かしら特攻隊のコトバの響きには深淵な感じがただよう。それは平和に近づくことなのか?戦争に近づくことなのか?
 しかし実際から言えば、人間が操縦して人間もろとも爆発させるので、自爆攻撃が正確な表現だろう。
 だから「特攻隊」=「自爆攻撃隊」とネーミングしてもいいと思う。
 また多くの人は、特攻隊と言えばゼロ戦の特攻隊を思い起こすだろう。
 だが、他にもたくさんの残額な自爆攻撃・兵器が考えられた。
 しかも、ほとんど戦果もあげないまま、訓練・攻撃で多大の犠牲を強いた。
 7〜8月は、国民にとって「戦争がなんだったのか?」知り、考え議論しあう時期だと思う。
 それが現在の日本の方向を決定するために必要と思う。