アフガニスタン、イラクの両戦争への派兵任務を経験し、帰国後に自殺した自衛官が2015年3月末時点で54人にのぼることが分かりました。
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日本共産党の志位和夫委員長の質問に、防衛省が衆院安保法制特別委で明らかにしました。
アフガニスタン戦争時のインド洋派兵経験者が25人(海上自衛隊)、イラク派兵経験者が29人(陸上自衛隊21人、航空自衛隊8人)です。
国民の平均的な自殺率に比べ約9〜18倍(14年内閣府統計)です。
自衛官全体(13年度)でも約5〜11倍の高い割合で、極めて異常な実態です。自衛隊員の苦悩は、どんなものだったのでしょうか?
誰も語ってはくれません。
想像するしかありませんが、ジャーナリスト綿井健陽氏のドキュメンタリー
イラク チグリスに浮かぶ平和
を観ればその一端はわかるかもしれません。今日、熊本市でも上映会があり観てきました。
殺し殺される戦争の悲惨さ。
それ以上に、一方的に殺されるだけの側の悲惨さ、その多くは子どもたちです。
米国がおこなったイラク戦争に賛成し、自衛隊を派兵した日本、安倍首相は間違った戦争と言わず逃げてばかり。追撃しないとわからない人間です。
https://www.youtube.com/watch?v=zRftXiZlPiU#t=11:Movie