ジーン・シャープ著の「独裁体制から民主主義へ」を読みまして、非暴力の積極闘争について学びました。武力による抵抗では、独裁者の武力が上回り勝てないと分析しています。 独裁体制から民主主義へ―権力に対抗するための教科書 (ちくま学芸文庫)
独裁政権下の闘争で「非暴力行動198の方法」が記してあります。
ちょっとだけ紹介します。撤退と放棄の方法→№51退室する 52沈黙する 53勲章を放棄する 54背中をむける たいしたことはなさそうだけど勇気は必要みたい。
人を排斥する方法→56選択的な社会的ボイコットを行う 57セックス・ストライキと行う とある。なるほど…効果ありそう。
この「政治的な力の源はすべて、民衆側が政権を受け入れ、降服し、従順することによっており、また無数の人々や多機関の協力によって成り立っている」−恐怖による人格支配なのだろう。
独裁者は、統治する民衆の支えを必要とする。民衆が支配の構図と自らの力を知り、独裁者を支えない決意をすれば、独裁者は倒されると言うことだ。
籾井NHK会長 全理事の辞表提出させるとの驚くべき恐怖支配を公共放送のトップが行っていた。任命権者の安倍総理がさせたことになる。
このまま進めば、やがて日本は戦前のような社会に逆もどりしかねない。
安倍総理が任命した多くの人が暴言・妄言を発しても、誰ひとり辞任もしないで平気な顔をしている。もちろん後ろ盾あってのこと。
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では、戦時国策の標語を紹介します。
子供の健康 それ国防
小さいお手々が 亜細亜を握る
(八紘一宇を実現するため、子どもたちが大きくなって、まずはアジアから握ろうと)
子沢山も 御奉公
支那の子供も 日本の言葉
強く育てよ 召される子ども
空へ この子も捧げよう
産んで殖やして 育てて皇楯