サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

木造高層建築−里山資本主義?

 昨日につづき、里山資本主義国オーストリアの紹介です。
 CLT(クロス・ラミネイティッド・テェインバー)。
 写真のように木材を縦横相互に張り合わせた建築材で、強度が飛躍的に高いらしい。
 これで鉄やコンクリートでなくても高層の建築物が可能なそうだ。
 7階建てのビルが木造で造られるなんておもしろい。
 木造なので相対的に、冬は暖かく夏は暑くない。冷暖房費も安くてすむ。
 火事への備えも万全で、耐火性に仕上がっている。
 本でもCLTの開発が進められているようで、自前の木材でビルができるなら、日本の林業と木材産業の未来は開けるかもしれない。
 雇用や地域経済にとってのプラスになると思う。

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)