名護市長選の結果を報道した「読売」新聞。戦前からずっと、軍部や政府の広報紙として拡張してきた「読売」新聞です。中枢にいる人の系譜を見ればわかります。
国民のミスリードに熱心な「読売」です。でも「読売」を支えているのは、読者です。ぜひ、考えてもらいたいと思います。
「読売」1面です。
赤線の見出し「基地の整理・縮小 止めるな」です。整理・縮小ではないです。
最新鋭の基地建設です。基地拡大です。100年、200年つかいます。
そのために普天間基地の移設を利用しています。もちろん日本国民の税金で外国の基地をつくります。
見出しは、名護市民のひとつの思いでもあるでしょう。
しかし一番いいのは、一番願っているのは、国外への移転です。青線見出しです。
その選択肢はまともに示されず、国外もダメならば…との、あきらめ感からでしょう。
誘導です。振興策への期待、自民広報紙・読売らしい。
反対派の市長が当選しても、政府は着々とすすめる、政府は月内に発注する、あきらめなさい、と説得しているようです。
落選した末松氏に「政府はすすめて」と語らせます。
最後の見出しもヒドイ。地方選を悪用するな、です。地方自治がわかっていない人らしい。
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