サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

12・8-戦艦大和、軍人の愚かさ

 強行に成立された秘密保護法⇒ 最大の問題は「何が秘密か秘密」
 法案を作った人が一番、秘密にしたい事は?なんでしょうか?
「ピンポーン」… そうです。戦争です。
 今日は12月8日。日本武士道にも反する恥ずべき奇襲で真珠湾を攻撃し、日米戦争へと突き進んだ日です。 国民は、いきなりラジオで知らされました。
 もちろん戦争準備が重大な秘密です。
 その中にヒミツの中に戦艦大和の建造が含まれています。
 雑誌「歴史人」に「戦艦大和連合艦隊の真実」の載っていましたので紹介します。
 私ですね、戦艦大和とか零戦が大嫌いでして、いや特に最近きらいになりまして、いや、機械そのものよりも、その設計や構想が人が愚かに見えて、ですが。
 「宇宙戦艦ヤマト」のアニメがあるように、戦艦大和は、戦前の日本の誇るべき技術との幻想が現在にまで続いています。愚かです。そもそも大和の役立たずと哀れな末路を知っている人も少ないでしょう。(写真:逃げ惑う大和)
 最高軍事機密「A140」が戦艦大和の建造計画です。大和の6万トン級の戦艦を密かに建造しながら、帝国議会には新型戦艦3万5000トン級2隻と駆逐艦3隻、潜水艦1隻と予算説明されたようです。
 国力の弱い国が強い国に戦争を仕掛ける事はめったにない。しかし日本は愚かにも、それをカバーできると、奇襲などの卑劣な方法に走った。
 大国である米国でも、太平洋にでるにはパナマ運河を通らなければならず、運河の幅から4万5000トンの戦艦しか造れず、主砲は40インチが限界。
 ならば日本は6万5000トンの46インチの主砲の大和を造って、米艦船の射程距離の外から撃って相手を沈められるだろうとの考えだった。その考えが開戦へとつながった。
 だが戦争の主役は、すでに航空戦の移っていたし、艦船でも米国の建造力は日本を圧倒した。
 次回に、実際の大和の戦争を「歴史人」から紹介したいと思います。
 国家の秘密は、国民のための秘密ではなく、国民を欺くためのもの。米軍に負け続けていても、対本営発表で「勝った」「勝った」とウソをついていた。つい先ごろまで、日本国民が体験した事です。で、今は米国様様。
 秘密法への危険な感覚を持てない人が少なくないのは、そんな事を忘れてしまったり、教わらなかった人が増えたからではないでしょうか。