今年、夏は猛暑だったし、秋は台風が多い。
先日、伊豆大島に大きな被害をもたらし、まだ復旧もしていないのに、再び台風27、28号が接近している。
やはり地球温暖化の影響なのか? 太平洋の海水温が高いそうだ。北海道では、この時期サケが獲れるはずが、ぶりの豊漁がつづいているらしい。(写真「朝日」10/20付け)
猛暑の九州 家畜死急増とある。
熱中症などのため7月から8月までに死んだ家畜は、九州で乳牛330頭、肉牛147頭、採卵鶏は1万5200羽で2010年の2倍だそうだ。
熊本も含め九州は、35℃以上の猛暑日の日数が過去最高だった。ムリもない。
農家の人の心中はいかばかりか。
それより、家畜さんたちも辛かっただろう。人間さまと違い、エアコンもない。檻に囲まれて逃げ出せない。涼しいところにも行けない。
それを考えると、学校の教室の子どもと先生は、家畜並みか。
農家は、扇風機と噴霧器で冷却に努力したようだが、暑さでエサを食わない牛、豚、鶏。
温暖化で自然の動植物は、北へ、高山へと移動し続けている。逃げられない、人間に支配された生物はかわいそう。
記事は、作物も含め、暑さにつよい家畜への品種変えなど、長期的な対策が必要と、学者の意見を紹介している。同時にそれよりも温暖化対策をすすめないと、きりがないのだが…。