長嶺九条の会の「平和の夕べ」が熊本市長嶺の廣福寺で行われた。
友人の誘いで参加してきました。
お寺の本堂ですが、子どもたちのフラダンスや仏教青年会のバンド演奏、トランペット、腹話術、ひょっとこ踊りまで、にぎやか、多彩でした。
えらく自由な雰囲気のお寺もあるものだと思いました。
憲法についての講演は、阿部広美弁護士。わかりやすいお話でした。
阿部さん、大手メディアの批判として、安倍総理のオリンピック招致プレゼンで、「放射能をコントロールしている」話で、あれが菅総理だったら?どうだっただろうか?と問いました。
確かに新聞、テレビは非難ごうごうだっただろう。鳩山さんでも。なぜか安倍総理には批判が向かず、オリンピック招致を勝ちとったような賞賛がつづき支持率は高くなった。
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初めて聞いた話で、第一次安倍内閣のとき、自衛隊の募集が減ったそうだ。ふむふむ。
もうひとつ。総理が内閣法制局長官を交代させたあと、その人が最高裁の裁判官になった話。
私自身そのことに問題を感じていなかったが、法制局長官は、法案が憲法上問題がないか審査する。そして問題ないと判断して国会に上程して可決し法律となる。
となれば、最高裁の裁判官になって、自分が憲法上問題なし、とした法律に違憲の判断はできないと、阿部弁護士は言う。なるほどと思った。
いろいろ勉強になりました。カレーにそうめん美味しかった。
出演者、そしてスタッフのみなさんお疲れ様でした。 (写真:お寺の立派な銀杏)