サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

重慶爆撃とゼロ戦

 宮崎駿監督が引退を表明された。残念!
 でも、ちょっとまってほしい。
 「風たちぬ」は、良くも悪くも、最後の作品にしては、中途半端な気が、私はします。まことに失礼ながら。

 写真記事は、平和新聞で見つけた。ぜひ読んでいただきたい。
 ゼロ戦は中国の重慶への爆撃機の護衛に使われ、航続距離の関係で護衛機がつけなかった時に比べ無差別爆撃・殺りくが徹底的に行われた。
 中国の人たちからすればゼロ戦は、日本中に焼夷弾を落としたB29と、機銃掃射で住民も撃ち殺したムスタングP51みたいなものだろう。
 「兵器である戦闘機などが好きな自分と戦争反対を訴える自分という矛盾を抱えた宮崎駿自身が投影されている」と、ある解説に書いてあった。
 その矛盾はあると思う。でも矛盾で終わっているようにも思う。これは誰にでもある究極的な課題だと思うが、他との議論のあとが感じられない。
 でも時代が進み、自然の理解が進み、世界の人々が、これから選択すべき事は、しだいに見えてきている。
  ぜひ、もう1本、作ってほしい。いや、あと2本。戦争と平和もの、地球環境もの。
 と、簡単・無責任に言えるのが、ファンの特権、ワガママです…。
 という事で、お願いできれば…。ブツ ブツ…  独り言です。でもホントお疲れさまでした。
 

 長編無理で短編可能の話ありで、期待です。