サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

開拓団−船越千里さんの戦争体験

 戦争体験の聞き取りの動画がやっと1つできました。
 今回は、長野県の黒台信濃村開拓団として満州中国東北部)に渡った船越千里さんの話をお聞き下さい。(アップは今夜中かかりそう)
 話を聞いていろいろ考えました。68年前の今頃、8月15日の宣言はあり、内地では安心感があったものの、大陸他、あちこちで敗走の混乱と悲劇。
 人の命ってなんでしょうか?
 たくさんの命が奪われましたが、死ぬも生きるも運しだいといった感じ。
命が軽んじられ、粗末に扱われた。
「そうゆう時代だった」では済まされない気がします。強いもの、上のものは、たいがいの場合、特別わくにいて安全だった。情報を握り、早く逃げ帰った。
 日本軍、現地の人たち、ソ連兵、親と子…。殺されるのは弱いもの、強いものが弱いものを殺す構図だった気がします。これはその当時としても一般化して免責されることは許されないと思う。
 若い人には、理解しがたいと思うけど、戦争体験がないのは私も同じ。自分たちの親や、じいちゃん、ばあちゃんが体験した事、なんとか、話を聞いてほしいと思う。体験しないで知ることが一番いい。