麻生副総理の「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。
あの手口に学んだらどうかね」→麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細
さまざまに批判を読んでいる。
でも扱いは朝日や赤旗が1面トップだが、読売は1面になし、他も扱いが小さい。
情報を仕入れて、私もいろいろと考えてみた。
まず、?ドイツで、副首相・閣僚が同じ発言をしたら、「ナチス政権の例示」は撤回したとして、処遇はどうなるのだろうか?
次に、?ドイツと同じくファシズム・軍国主義の強権国家だった日本、ナチス・ドイツのように対外侵略を重ねた日本、その日本麻生副総理が、今回の発言をした。さて処遇はどうなるのだろうか?
更に、?私たち日本人がドイツ国民だったとして、「ナチスの手口に学んでみたら」と発言されたとして、どういう態度をとるのか?
どうも日本人の多くは、日本・天皇制軍国主義は、ナチス・ヒトラーのファシズムとは、違っていると思い込んではいないだろうか? これは世界の常識と違うし、戦後の認識とも違っている。
2世議員である麻生副総理の思想的背景は、父が経営した麻生鉱業を見ればわかる。 豪人元捕虜、麻生首相に謝罪と補償を要求 大戦中の労役問題で
麻生副総理の発言は、騒がれずに、憲法が、いつの間にか変わる事を願っているようだが、冗談じゃない。9条を変え、自衛隊を国防軍にして戦争をしようとする連中に対し、犠牲になる側が、騒ぎ抵抗するのは当然だ。改憲しようとする人間は、戦争には行かない。命令して行かせる立場の、選ばれし特別の階層だと思い込んでいる。ようだ。
ナチスの時もヒトラーは、国会放火事件の謀略による弾圧を加え、全権委任法を使って、暴力的にワイマール憲法を停止させた。(ナチス憲法などない)