宮崎駿監督の「風立ちぬ」を観てきました。
風や空や飛行機が好きそうな、監督らしい映画でした。「紅の豚」に、にています。
とりあえず予告編でも。
大きな期待を持って観にいったわけではありませんで、でも、そこそこ満足です。
戦争に、憲法の改悪に反対の立場の宮崎さんなのですが、戦争と飛行機をどのように描くのかは、難しく、簡単には割りきれない思いなのかもしれません。
空を飛ぶ楽しさ、人を運ぶ飛行機、人を殺す飛行機、すべて人間が造りだして動かしているものです。矛盾なのでしょう。
(追記⇒書店に行ったらゼロ戦雑誌がいっぱいでした。ヒコーキとしてのゼロ戦よりも、戦争としてのゼロ戦のふんいきです。靖国神社の遊就館に展示されていたゼロ戦を思い出しました)
飛行機の設計者や技術者で、場合によっては軍用機の設計を拒否した人が、歴史上には、いたような気がします。戦争指導者に抗ったために投獄され、しかし時がたち、平和がおとずれた後、美しく、人を幸福にする飛行機を作った人、ぜひ探し出してほしい。
私の現在のテーマ⇒サスティナビリティ(持続可能性)からすれば、こんなイメージの飛行機です。
先日、ソーラー飛行機が飛びました。で、ですね、これです。
アシスト電動人力飛行機です。鳥の羽みたいな折りたたみ式の翼を拡げ、人力でプロペラをまわして、ソーラーパネルと軽い電池を積み、電動アシストで飛ぶ飛行機です。監督に提案してみようかな。
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