今日の「朝日」1面。イギリス政府が09年のG20(主要20ヵ国首脳会議)で各国高官の電話やメールをNSAと協力して傍受していたようだ。
E・スノーデン氏が渡した文書を英紙ガーディアンが報じた。
傍受を目的としたネットカフェを設置し、利用した代表団らから情報を入手したらしい。
「朝日」は英国で始まった「G8に影」と見出しをつけた。
各国首脳や関係者、記者を含め、気が気じゃないだろう。友好ムードもパーになる。
NSAの個人情報収集の理由は「テロとの闘い」だった。しかし、なんの事はない他国政府の高官が盗聴されていた。
おそらく国家・指導者に不利益とみなされるものは、何でも誰でも盗聴の対象とされるだろう。 国内では、政党・政治家、労働運動、環境、平和運動など、あらゆるもを。
国家は、いくらでもウソをつく。国家の犯罪を勇気を持って明らかにした時こそ、キチンとした憲法上の対処が必要と思う。でないと繰り返す。