サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

安倍演出のスピン・ドクター 誰?

このところの安倍内閣の支持率が高い理由に、円安・株高以外の、メディア演出を感じています
 じょうずなテレビ露出、話題づくりの多さに、優秀なスピン・ドクターが活躍していると…。
 一連の始まりは、総理と大手新聞・テレビの会食からはじまった。社長、論説委員、記者まで…、みのもんたまで飲み食いをするしまつ。最近の「朝ズバッ」の偏重を疑わずにはおれない
 安倍総理は、南こうせつのコンサートにも飛び入り出演して歌った。
 権力の番犬たるメディアが、総理と一緒に飲み食いしていては、エサを与えられたと勘ぐられてもしかたがないだろう欧米では考えられない。
 
 国民栄誉賞を長島元監督と松井元選手に授与し、巨人原監督と長島、松井が安倍総理と東京ドームで始球式に望んだ。 総理背番号は電通が考えたのか? 話題づくりの96番だった。
 3月に原監督と安倍総理は飲み食いをしていたそうだ。かんぐりますヨこれ。
 もともと読売(日テレ)は、戦前の正力松太郎時代から現在まで、政権と一連托生のでやってきた。
 問題は、国家権力を監視すべきメディアを監視する国民の側の機構やメディアリテラシーだろう。これを高める以外にない。
 飯島勲内閣官房参与の電撃北朝鮮訪問もサプライズを狙ってのこと。
 話し合いはよいことで、拉致問題の解決につながるなら結構なことだ。安倍訪朝サプライズもありうるかもしれない。
 しかし小泉政権と同じような演出を感じるのは、わたしばかりじゃないだろう。
 スピン・ドクターは飯島勲氏(今回オモテに出ているが)、広報担当の世耕弘成氏(元NTT広報)がよく働いているのだろう。2人とも小泉政権を演出し長期政権づくりに活躍した。安倍政権において、当然にも似てくる。
 以前と違うのはネット。本質を見抜く可能性を広げるのは、ネットだろう。