サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

羽根のないニワトリ開発④

 写真のように「羽根のないニワトリ」が2011年にイスラエルで開発されたようです。
 リンク先にカラーの写真が載っていますが、なんとも痛ましい。毛をむしる手間を省くためだそうですが人間の浅ましさにため息がでます。

 このニワトリは「ヌード・チキン」と名づけられているが、遺伝子組み換えではなく、首に毛の生えない品種のニワトリとブロイラーを交配させてできたらしい。(ホントか?)
 通常のニワトリは羽根に脂肪をため込む。それがないぶん、羽根に使うムダな栄養を体の成長に回すことができる。少ないエサですみ、かつ成育も早い。羽根の廃棄物もでず、暑さ対策にもいいと、開発者のアブドル・キャハナー博士。
 しかし、命に対して、人間の勝手な思いのままに、こんな扱いをしていいのかと思う。やがて人間は、自然から途方もないしっぺ返しを食らうと思う。
 少なくとも私たち消費者が食の真実を知り、選択できるようにすることが大切だと思います。その選択の権利を不当に奪うのがTPPです。地産地消、旬産旬消、生産者の顔と生産の過程が見え、食べ物への感謝が自然に湧き出るようにありたい。
米国発−隠されるTPPの真実−をごらん下さい。