渡辺氏は、橋下市長の「選挙では国民の大きな方向性を示して訴える。ある種の白紙委任なんですよ」(朝日12.2.12)インタビューについて危険な兆候だと警戒する。
ヒトラーが選挙で首相になった途端、「全権委任法」を成立させファシズムに走った例を紹介しながら。
橋下市長もツイッターで「…多数会派とメディアの厳しいチェックを受けて、独裁なんてやりようがないですよ」「渡辺氏の方が読売新聞社だけでなく政界も財界も野球界も牛耳る堂々たる独裁じゃないですかね!」と、やり返したらしい。
「どっちもどっち」、と言うより、どちらの批判も正しく当たっていると思う。 同時に、どっちかといえば、憲法改悪やTPP推進など、一致点が多く、ヘゲモニー争いを続けながらも、渡辺・橋下共同も大いにありうると思う。