サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

反ポピュリズム論−渡辺恒雄著

 民主の代表選び、自民の総裁選び。連日連夜、政党の内輪の事を、なぜこれほど報道??、まったくあきあきする。
 両党とも、誰がなっても違いがなく意味がない。そして、ニュースの最後に橋下氏が出てきてコメントで終わり、維新の持ち上げ。これにもへきへきです。視聴率、とれんと思うが…なぜ?。
 政治のニュースでなく、バラエティ政治ショウを見ているような、ばかバカしさです。
 おそらくこの御方も、葉巻をくわえながら「バカバカしい」と思っていることでしょう。
 「ポピュリズム」−(渡辺恒雄著)を買って読み始めました。
 立場は違っても、勉強には、なるだろうと思って。
 橋下氏以上に、メディア界の中では、横柄な態度の渡辺氏です。そこが「売り」、実力もある。
 憲法改悪をはじめ、橋下氏とは考えがかなり一致する保守的な立場なのに、厳しく批判する意味を知りたい。
 権力者とのコラボレーションでのし上がってきた渡辺氏だが、どうやら軍国主義ファシズムには警戒感が強いようだ。
 やはり戦争の体験が、ある種、考えの土台になっていると思う。
 本の「はじめの」部分の最後のページ⇒
 東大時代に、日本共産党に入党して活動した経験のある渡辺氏。彼こそ権力者なのに、権力者が嫌いらしい。
 たいへんおもしろい。
  「渡邊恒雄−メディアと権力」(魚住昭著)は、面白く読ませてもらった。渡辺氏の本を読むのは、氏の20冊目のこの本が最初です。
 86才ですと…、元気やね。葉巻が体にいいのか? 心にいいのか?…