今日の「熊日」にもありましたように、国交省が検証する会議が開かれ、費用でも工期でも立野ダム案がよいと結論づけた。
幸山熊本市長ほかも、国交省に判断にそう質問と発言をしてダム建設促進の立場を示した。
民主党政権が、ひところの大型開発のムダづかい批判から転換し、旧来の自民党型の政治にもどろうとしている。自民党に政権が交代すれば、なおさらだ。
大型公共事業のムダづかいが、財政赤字の原因として国民的な認識になったはずなのに。そのために消費税の増税を決めたようなもんだ。
だけども、立野ダムの建設は許さん。洪水対策を理由にするが、かえって危険。布田川〜日奈久断層の線上にダムを建設するなんて、この地震活発化時期にアブナイ。
大雨の水は、山、田んぼ、遊水地、河床掘削、川幅を広げ、堤防を築き、どうしても危ない家はかさ上げが転居して、やり過ごすしかない。これをやれば洪水は最小限にとどめる事ができるだろう。
温暖化の影響で海水温が上昇して、年ごとに豪雨が激しくなっている。これからますますだろう。なおさら巨大なコンクリートのダムに頼らず、可能な限り自然に寄り添う洪水対策とるべきだ。ダムはストップ。 (写真:ダム建設予定地付近の北向山原生林を背景のトロッコ列車)
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北極海氷> 海氷面積が広がり始めたはずが、今日、反転して、また減少に転じてた。最小を更新し、3,591,250 km2になった。ある地域は氷が広がり始め、ある地域は相変わらず氷が融け続けて、その差し引きで決まるようだ。想像するに、海流、気象状況で変わってくるのだろう。