サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

鹿児島知事選、再稼動慎重6割

  鹿児島県知事選は、現職の伊藤氏が3選したが、脱原発の無名の新人、向原祥隆さんが大健闘した。
 立候補表明が告示1ヶ月前と出遅れたにもかかわらず20万票も確保したのは、県民が原発への不安を強く示した結果だろう。
 当選した現職の伊藤氏は、民主、自民、公明、国民新が支援し、560団体が推薦したそうだ。(伊藤394,170 向原200,518)
 出口調査結果を示して、よく分析し、1面トップで報じていたのは西日本新聞
  再稼動慎重派が6割 
 「再稼動をやめるべきだ」「廃炉にすべきだ」と合わせると、全体の63%で、原発慎重派が多かった。伊藤氏に投票した人も42%は、再稼動に反対だったそうだ。ならば、そのまま、再稼動反対の向原氏に投票しても良かったのに…なぜ?
 伊藤氏が「再稼動だけが課題ではない」と主張し、争点そらしを行った。
 結果、投票率が43.85%で前回より5%上回っただけだった。もし60%を超えていれば、票数は更に接近し、場合によっては逆転のではないかと思う。
次は山口県、期待しています。