サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

路木ダム建設-自然こわす


 写真のような亜熱帯の照葉樹林は本来、日本の国土の53.4%あったらしい。現在、自然性の高い照葉樹林は国土の0.97%で1%もない。その60.3%が九州にあり沖縄に16・3%があるそうだ。
 この時期、天草に来て特に青々とした若葉をみて、特に貴重だと思った。この山々が川を通じで海に栄養分を運ぶ。
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 路木川の中流部にある「いで」。ここから田んぼに水を引く。少し濁っていたのは、上流部で工事中が原因のようだ。
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 山が削られダムサイトの土台が見える。大きなクレーンが設置され、右側にはコンクリートをつくる大きな装置があった。本体ができあがるまであまり時間はかからない気がするが、できるものなら今からでも止めたい。
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 干潟調査にあつまった参加者。
 海水と淡水の混じる最初のところにも植物や生物がいっぱい。
 採集したゴカイの一種(殻)で絶滅危惧種
「コンクリートから人へ」を訴え政権交代を果たした民主党
 路木ダムは県営ダムであり蒲島知事の責任が大きいが、八場ダム建設への転換にみられるように、民主党自民党回帰・ダム推進への変節が底流にあると思える。