異常なことが異常とされない異常。今日の「赤旗」1面。
多くの人は、学校での教員のこと、関係ないと思っているかもしれない。
しかし「気をつけ」まで強制されている。そのうち、いろいろな職場の朝礼や地域でもやられるかもしれない。外形から入り、心を縛りつける。むかし体験したように。
「日の丸」も「君が代」も国家が国民に服従を迫り支配するための道具。
問題は、国家の本質が認識されていないこと。
原発事故で国家がやったことは何か?国民を守ることではなかった。米軍にはいち早く正確な情報を伝えながら国民には、スピーディの情報さえ伝えなかった。水俣病は被害を拡大させ、その罪が最高裁で断罪されても、なお従おうとしない。
戦争が終わろうとするとき、住民に集団自決を命じた官僚や軍の上層部は、家族と共にいち早く逃げ帰った。金品も隠し持って。沖縄では国民を守るはずの軍隊が住民を殺した。
国家は、国民を守るためにあるのはない。金持ちなど強者を守るためにあり、そのための服従を弱者・国民に強制しようとするのが国家だ。
その手っ取り早いやり方が国旗・国歌の強制だ。北朝鮮と同じ。橋下は、新しい改革者ではなく、古い日本に、後もどりしようとするものだ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120405-OYT1T01403.htm