サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

便利の不幸

 明日から12月、時がたつのは、早いものです。それよりも早いのは、人間の気持ち。
 11月の中旬から、近所のとおりに「チカ」「チカ」「チカチカ」、イルミネーションです。
 時期が早すぎるでしょう。
 だいたいクリスマスが近くなったら光だす、これがいいわけしょう。
 前のめり、過剰は禁物、時期が来るまでに飽きます。
 ガマン、待つこと、これが幸福の前提ですね。私もビールに、すぐ負けます。

 近所の歯医者さんは10時まで営業してまして、若い看護師さんが夜の10時前まで忙しくしてました。帰り道から見えます。
 わたしが若い頃は、5時までで、勤務中に時間をとって歯医者にいってました。歯医者さんで仕事をしている人も5時ごろまでの仕事で、夕食は家族で食べられたでしょう。
 おそらく今は、交代勤務で遅くまで仕事をしなければならない人がいるはず。誰かの便利は、働く人の不便。今や日本社会に広がって、多くの人が時間的に不便。
 社会は進歩し豊かになったハズなのに、セチガラク働かされ、生活がバラバラになる。一時の豊かさと便利のなかの不幸な不便社会になってしまった。むかしで良かった。
 歯医者が夜10時までやる国、世界にどれだけあるのだろうか?