東京の明治公園で24日、「人間らしい暮らしと雇用」を求めて若い人たちの集会が行われた。今年で7回目。 おりから、ウォール街からはじまった「99%」の人々が格差と貧困の是正を求める行動に連帯したものとなった。
海外から、韓国とアメリカの労組代表が連帯の挨拶を行った。国は違っても、多くの青年の置かれた立場は同じだし、求めるものも同じだ。
ところが報道したのは「赤旗」だけだった。先の「オキュパイ東京」行動の参加者は100人ほどだったらしいがテレビでも報道された。
同じことやっても、市民集会、無党派集会しか報道されない不思議な国・ニッホン!。
若い人が5000人近くも集まってワイワイやるのは、事件だろう。他にないから。なぜ報道しない。
アメリカ、ヨーロッパのデモは報道されるが、コト、日本の労組(全労連)、共産党と関係している集会はシカトを決めている。これが国民の知る権利と日本の民主主義にとって重大問題だが、そこに気づかされていない。
おそらく同じような目的で同じような集会・デモで、ちがう人の主催・呼びかけだったら大々的に報道されただろう。
福島の事故で原発の「安全神話」が崩れ去ったが、なお、ここには強固な「神話」が残されている。
「***は、なんとなく怖い神話」
事実、真実以外に報道の線引きをすることに平然としているメディア。
体制メディアは、アラブの春のようにネットが率先して崩すしかない。事は市民の問題でもある。