「そもそも総研」の最後は悪名高い「総括原価方式」。私も、ついこの間まで知らんだったとですタイ。
私たちは高い電気代を高いとも知らずに払わされている。その仕組みの根底にあるのが「総括原価方式」なるものです。
利益を生み出すためには普通、会社はコストを削減しますが、電力会社は、コストをかければかけるほど利益が上がる仕組みになている。建設コストも高い原発は利益を生む構造。コストに、高い広告料も学術など寄付なども含めているのでやりたい放題のバラマキ怪獣(懐柔)。
それを電気代として私たちにおしつける。消費者の私たちも選びようがない。地域の独占企業なので競争相手がいない。政府やメディアが、規制緩和や市場原理、競争を盛んに煽りながら電力会社は特別扱いだった。
ゴミまでコストに入れて電気代を高くしている。使用済み核燃料のリサイクルは破綻した。廃棄物として処分する以外にない。処分にかかる??万年の年月を考えると、コストは、はるか後年の世代にまでつけ回しされる。常識外のことが行われている。
独占をやめさせ、発送電分離し、安い送電網使用で多様な自然発電が接続可能な電力改革が今こそ必要になっている。
西日本新聞の記事です。こっちもやりたい放題。