おとといのブログで電気を選んで買う話をしました。
が、昨日のＮＨＫ見て、少し修正します。
「選択の中に原発電気は入れられない」と、番組の討論で出た意見にハッとしたからです。
原発は大量の電気を作り出すけども、その電気の大量消費地には、設置しない。危険だからです。
大都市の多数者が過疎地の少数者に危険を押しつける構図。これは原発のあらゆる問題の本質にある基本問題です。迷惑レベルでない、危険の押し付け。過疎地に設置してそこの住民に危険を押し付け、自らは安全な所に家族と住み、多少高い原発電気を使う…これは許されない事でしょう。
それを通用させるのは金の力です。しかし一旦、事故が起これば、カネでは解決しない事態に。全く公平な選択ではない。
さらにその危険・放射能は、１０万年以上もついて回る。未来の人に、おそらく外国地に埋め、そこに住む人に危険を金で売りつけ、その未来に人にも危険を押しつける、極めて恥ずべき行為です。
日本で生み出してしまった放射能は、日本人が責任を持って始末すべきです。自己責任は当然。恥ずかしくて子どもたちに説明できない。選択の余地のない原発電気、この非常識に私も無自覚でした。
