サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

イタリアでも脱原発

 報道では、イタリアで行われている「原発」の再開の是非を問う国民投票では、どうやら「原発」再開ノーの審判になる見通しだ。原発再開派は、投票の棄権を呼びかけたようだが投票率が50%を超え有効になる見通し。
 ドイツ、スイスにつづき、イタリアでも原発から離れつつある。今後、アメリカの動向、中国、インドの動向が注目されるが、軍事と結びついている面もあり用意ではない。
 何より、事故を起こし、解決のメドすらたてられず、やがて高濃度汚染水の海への流出に直面する日本で、原発から抜け出す動きになっていない。
 国会では、菅は「やめろ」「やめない」、大連立ばなし。あいかわらず復興、原発解決そっちのけのゴタゴタばかり。首相と閣僚は毎年代わっても、原発推進は、自民のままでも、政権交代で民主になっても変わらない
 主要メディアも東電や保安員の記者会見報道ばかりで、突っ込んだ分析や指摘が極めて弱い。しかし、国民の中には確実に意識の変化が起きている。やがて政治に及ばざるを得ないと思う。