サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

新年-2011年-真に持続可能社会へ一歩を

 新年明けまして。配達は、別コースの方が新年号の折り込み他をしていただきまして(感謝)遅れ気味にもすぐ出発できました。雪が舞い路面も雪。「ズルリ!」は2回ほどありましたが転ばす帰還、寒かったッス。
 実家に帰るつもりでしたが、天草のほうも雪らしく、渋滞もするし、日程的にもゆっくりもできないので、やめました。ご親戚のみなさん、同級のみなさんすみません。

 さて明日2日のNHK午後8時のBSは期待しています。歴史学者のジョン・ダワー氏が「テロとのたたかい」を語るからです。ダワー氏は、「敗北を抱きしめて」(上下)の著者です。この本は、今日に至る戦後日本の日本人を理解する上で、それまで私が学んだ中にはなかった別の視点が示してありました。
 狂信的な軍国主義に走らされた国民が、同じ指導者から、方向転換を迫られたのに、それを受け入れていくさまが描かれています。
 鬼畜米英だった国が180度方向転換し、憧れの国となり、天皇軍国主義の支配から、アメリカ帝国主義に転換した支配を受け入れていく国民。
「上から民主主義」の限界、「天皇制民主主義」の問題点を語っています。私たちは「戦前」、「戦後」と言い、別の時代として区分しますが、大事な部分では、区別のない継続があります。おそらく「自己責任」論や「サービス残業」なるものが通用するのはその継続のせいだと思います。
 明日の放送では、アメリカの「テロとのたたかい」の本質を解明してくれると思います。お勧めです。
ジョン・ダワー⇒(ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AF%E3%83%BC