サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

デイ・アフター・ツモロー見た…が

 DVDのデイ・アフター・ツモローを見たが、うーん?。ちょっとかなー?

 映画は、気候変動もので、温暖化による「海洋深層水のベルトコンベア」が働くなり寒冷化するとうものではあったが、科学性にかけて、パニック映画に走った印象がつよい。
 海洋ベルトコンベアは、極地で冷やされた海水が地球規模で深い海底を流れて熱帯地域へ、そこで温められ極地に向かって循環する。緯度が高く本来寒いイギリスやヨーロッパがこの熱循環のメキシコ湾流(暖流)で温かさを保っているというもの。
 映画は、寒冷化で氷河期になったような展開でどうも…?。科学ものを扱うなら、ある程度、科学性のあるものがほしい。ただでも科学の知見が社会や政治や文化に及んでいない時に…。
 昨日みた、「牛の鈴音」がよほど良かった。現実感があり、けなげで、欲がなく、一生懸命で素朴で、おそらくあれが幸福と言うものだろうと、思える…。