『生存の条件』旭硝子財団-編著を読んだ。本屋でパラ読みし、グラフ他が使えると思って買った。
旭硝子って大企業?。私(我々)には、大企業についての悪い思い込みがあるようで…。まさか、環境問題でこんな財団をつくっている会社があったなんて…。たいへん失礼しました。ホームページを見ると1990年の設立し、92年にはブループラネット賞なるものを作って環境問題で研究・功績のあった方を表彰している。私なんぞが地球環境問題に関心を持つはるか昔からやっておられる。不明を恥じます。
受賞者もジェームズ・ハンセン/ニコラス・スターン/ジェームズ・ラブロックなど、私が読んで「スゲーっ」と思っている人たち。ワールド・ウォッチ研究所のレスター・ブラウンなど94年に受けている。はたまた、知らだった。
この本が「成長の限界」から入っていることに、思いピッタリ。地球には限りがあり、人類が成長一辺倒では、おのずと限界がくると、メドウズ博士らが指摘したのは73年。人類は1950年の25億人からわずか37年間で倍の50億人になった。今年はおそらく69億人くらいで、毎年8000万人程増えているから来年には70億人は超えるだろう。農耕社会で食えた人類は9億人くらい。1人あたりの資源とエネルギーの消費量、廃棄物・汚染物質の排出も増えている。地球と生態系への負荷はとてつもないところにきている。(国と歴史、人々で差異あり)
最後の木が朽ち果て、
最後の川が汚染され、
最後の魚が獲られたとき
初めて、我々はお金を食べて
生きていけないことに気づくのです。
19世紀の北米先住民のクリー族の言葉だそうです。毎日、暑い。しばらく地球環境について書きます。