サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

はやぶさ


 今、「はやぶさ」と言えば、鳥のハヤブサでなく、1300CCバイクの「隼」でもなく、戦闘機の「隼」でもなく、小惑星探査機のはやぶさ。たくさんあるハヤブサの本の中で本屋で目に付いたものを読みました。
 イヤハヤ、この快挙いは脱帽。7年間、3億キロも離れたところのイトカワと言うわずか500メートル足らずの小惑星に、電波で往復40分ほどもかけて指令を送りながら、又は自働制御で、着地、幾多の危機の乗りこえ7年かけて地球に帰ってきた。イオンエンジンの故障と復旧・活用、燃料漏れと対策、姿勢を崩し行方不明⇒探索⇒制御⇒帰還へ、大気圏突入。
 何かと暗い世相の中で、はやぶさと技術者の執念で奇跡の生還、世界の人々を感動させている。あきらめたくなくなるような状況下で、なぜ心と知恵をよせ集めることができたのか、個人と組織、リーダーと各人の実際についてもっと知りたい気がする。この技術、宇宙が軍事目的でなく、平和と地球再生、科学の目的のために使われるように。