サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

じゅん子のヒロシマ・レポート2−2  動く分科会


 さて、昨日の続き。船は山口県到着。バスに乗り換えて岩国基地へ向かいます。基地被害の軽減のために計画された「沖合移設」ですが、実態はますますひどくなっていると言います。今年5月からは、新滑走路が運用され、2機同時発進が常態になっているとの事。(写真)
 また、この計画のため、市中心部の里山を削って埋め立てたのですが、当初、「新しいまちづくり」とのふれこみだったのに、県住宅供給公社が住宅開発事業を断念。県は 赤字解消のため、国に買取を求め、国は、艦載機移駐に必要な住宅建設に使おう。としているとの事。自・公政権の時はまだ曖昧だったのに、民主党政権は、今年度予算で199億円を計上したのです。「昨年の総選挙での民主党の躍進に、多くの県民が期待を寄せたんだけれど、実際は、自・公政権より悪くなった」と、解説者の方は語気を強めていました。
 熊本にいると「熊本空港」「熊本新港」しか知らないけど、ほんと、すごい実態に怒りを感じました。財政面、環境面、犯罪面…。どう考えても、米軍には、早く日本から出て行ってもらうしかない。と感じた1日でした。