4日の「赤旗」記事です。官房長官だった菅氏は、総裁選に出馬表明する前日の9月1日に官房機密費1億3200万円余のうち、9020万円を菅氏自身が自由につかえる領収書不要の「政策推進費」として使った。
また昨年9月14日に自民党新総裁となり16日に首相に指名され、官房機密費の引き継ぎを行った際、9月に入ってからの16日間で、4820万円をが使っていた。
何に、どうのように使ったのか?
むかしは、他党の国会対策費に使ったり、マスコミ対策費に使ったりした。
このうち、マスコミ対策費は今もあるかもしれない---。
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干潟はプラ ゴミでいっぱい
なんとも…… 悲しい干潟の光景。
これらのプラは、マイクロプラスチックとなって、やがて(今も)有明海の魚や貝やノリなどの食物連鎖を通じて、私たちの体にも入ってくるだろう。
廃棄した今の大人たちがいなくなったあと、子どもたちに、胎児に。(最近、胎盤にもマイクロプラが発見された)
カモは、廃プラの横で泥をすくって食事をしいていた。干潟の下や海底に、どれほどのプラがあるのやら。また、雨のたびに流れ着くのやら・・・。
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写真のように「ごみを捨てるな」の立て札が立っている。
発見された場合、6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金と書いてある。
誰が捨てたのか?
もし、動植物、微生物、未来の子どもたちが、生命の被害と生存の保障を訴えた裁判があったとしたら、生態系裁判所は人間に対し極刑の判決を下すだろう。しかし、そんな被告たちは、生命を全うし、とっくにいなくなっている。
(昨日の続き-宇土市住吉より)
牛も人も幸せになる牧場
「赤旗」1/1に自然放牧のとても良い記事がのっていました。紹介します。
「廃用母牛」って知りませんでしたが、子どもを産めなくなったと判断された牛のこと。
そんな廃用母牛を買い取って自然放牧で育てているのが大分県別府・竹田市の山地竜馬さん夫妻。
どのように繁殖・育てられた肉牛が、私たちの食卓に並ぶか?ご存知でしたか?(私知りませんでした)
一般的に、繁殖農家が子牛を産ませるために飼育される母牛は、だいたい8年~10年の間に7回ほどの出産を経て「廃用」となり、食肉となるそうです。子牛は、肥育農家で2年ほどで大きく育てられ食肉用となります。
多くの牛は、勝手に人口受精させられ、出産させられ、大きくなったピーク時点で屠殺され短い牛生を終わらされます。
そして人は、一連の処理を他人に任せ、実態も知らずに牛を食べています。ここに分業の問題点があり、その経緯も知らないですます人間の身勝手と資本主義の問題点があります。
人口受精、出産、肥育、出荷、屠殺、加工の一連の牛を見る事があれば、多くの人は、目を背ける場面がたくさんあるでしょう。
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山地さんは、繁殖能力を失ったとされる「廃用母牛」を自然放牧と自然交配でよみがえらせる牧場、宝牧舎を営んでいます。
牛舎もなくストレスのない大地で、のびのびと草を食んでいる生活では、雄牛との交尾で、妊娠もするそうです。60頭の「廃用母牛」を自然放牧しながら、昨年は10頭の子牛を産んだそうです。
そんな自然放牧・自然交配で生まれた牛、また最終的に役目を終えた母牛の食肉なら、2倍3倍のお金を払ってもいいと思う。草原でのんびり草を食んでいる牛を想像しながら、感謝しながら、おいしく食べられると思うから。この冬、スキヤキのごちそうの時、人生を振り返るように、牛の牛生を想像してみてください。
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子どもの頃、農家だったうちにも黒牛を1匹飼っていた。
夕方、田んぼから草を刈ってきて、ワラを切り、豆かすを入れて餌をやるのが私の日課だった。
出荷するとき、トラックに乗るのをいやがる子牛、母牛は「モーモー」なくし、かわいそうだった思い出がある。牛舎は狭かったが、オヤジは牛を使って田んぼを耕し、川に連れて行って洗っていた。記事を見て、そんな事を思い出した。
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