台風や豪雨の時は特にですが、川を通じてゴミも流木も家電製品もビニールもプラも衣服もペットボトルも海に流れつきます。
で、海はご覧の通り。宇城市・不知火海の海岸です。
回収しないと、やがてマイクロプラスチックとなって、そのうち人体にも入ってくるでしょう。私たちの後の世代に。
沈んでしまったプラ、海中に漂っているビニールは回収のしようもない。
やっと助かり、今を必死で生きている被災地域にとっては、それどころではない気持ちでしょう。
せめて、いま被害を受けていない私たちと社会が考え、これからの事を対処すべきことではないでしょうか。
でなければ水俣病と同じように、未来の人々が被害を受け、廃棄物を出した私たちが、チッソ・国と同じような加害者となるでしょう。
不知火海・八代海は閉鎖系の海域です。
地球だって閉鎖系海域、陸域、空域、すべてが閉鎖系です。それほど人類が増えすぎ、活動しすぎで、地球に負荷をかけすぎです。
立ち止まって考え、産業と生活のあり方を考えなおす時ではないでしょうか。
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あちこちで海に浮かぶ災害ゴミ・浮遊物が風に吹かれて流されてきています。