日本政府がCOP26に提出する温室効果ガス削減目標について、引き上げず、据え置くと発表した。なんということか。
―以下、環境省HPより一部抜粋―
(削減目標)
・我が国は、2030 年度に 2013 年度比▲26%(2005 年度比▲25.4%)の水準にする削減目標を確実に達成することを目指す。
・また、我が国は、この水準にとどまることなく、中期・長期の両面で温室効果ガスの更なる削減努力を追求していく。
EUなどが90年比で50%削減を本気でやろうとしている時に、日本は90年比では18%削減にしかならない削減目標を据え置く。GDPも伸びていないのに化石燃料にしがみつく。新規の石炭火発は座礁資産となり、投資を回収できず、原発のように国民の負担になるだろう。
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新型コロナ騒動の中で、ニュースも小さく、話題にもならない。
今年のCO2排出は経済の落ち込みで減るだろうが、来年は大きくリバウンドするだろう。
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