サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

安全保障と気候危機

 私も会員である平和委員会の平和新聞が気候危機問題を特集している。
 安全保障は、国家の安全と同時に国民、人々の安全の保障のためだ。気候災害、温暖化災害の回避こそ、現在進行中であることから、最優先の安全保障であるべきだ。軍の役割だ。
 核戦争の危機が中心だった「終末時計」は、とうとう気候問題を危機の内容に入れ20秒、世界の終末へ時間をすすめた。
www.bbc.com
 確かに、核戦争は世界破滅の行為だ。絶対に避けなければならない。しかし今、核保有国の指導者がミサイルのボタンに手を置いているわけでもなく、指先が動いているわけでもない。
 しかし地球温暖化の戦争は、温室効果ガスを排出しながら豊かさを享受している多くの人々が、指導者とともに後戻りできない気候戦争のボタンを押し始めている。
 手は動かしている。その手を〝バシッ”と、払いのけなけねばならない。急いで!
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 米軍のCO2排出は、ポルトガルスウェーデンの排出量を上回る。2017年の米軍の排出量は5900万トンで世界55番目の「国家」に相当するそうだ(GKA)。
 イラク戦争のCO2排出は1億4000万トン(OCI)で膨大だった。
 米国、ロシア、中国、NATO、日本も含め、脅威はCO2と見定め、各国は国家間の争いと対立をやめ、自国のCO2排出とたたかうべきだ。
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