「よくもそんなことを言えるわね」グレタ・トゥンベリさんの国連での発言。聞いてください。
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単に、16歳の少女が言っているのなら、たいしたことはないだろう。
大事なことは彼女が、観測とシュミレーションに基づいた、人類含む「大絶滅」の科学者の警告を、代弁していることだ。
科学者が早くから世界に向けて警告しつづけてきた地球システムと生態系の崩壊の被害は、彼女ら以降の世代がまともに受けることになる。
今の大人はその時に生きていない。責任は取れようもない。
問われている責任は、今だ。
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新環境大臣の小泉氏が国連に行った。何をどうするという具体的な中身がなく、温暖化対策後進国外相の意味不明「セクシー」発言。
彼の子どもが10歳のころに、こう問うかもしれない。
「今年(2030年)、CO2は45%削減が世界の目標だったけど、今どうなの?」
「パパは2019年に環境大臣として国連に行ったよね。なんて言ったの?」
さらに30歳の大人になったとき、2050年、「CO2排出量ゼロになっていないけど、どうするのか?どうなるの」と。
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気温も海水温も上昇速度をゆるめない。自然排出のCO2もメタンも止まらない。
北極海の夏の海氷はとっくになくなり、グリーンランドにつづいて西南極まで急激に溶け出し、海面上昇も飛躍的でとまりそうもない。猛烈な台風がたびたびやってくるし、豪雨災害もひどくなるばかり。
砂漠化と海面上昇で土地を奪われた気候難民数千万人移動し、紛争と戦争を繰り返している。
あとは劇薬のジオエンジニアリング(気候工学)で急場をしのぐしかない。
未来社会はやってこない。この10年でCO2の45%削減を実現し、気候危機を回避できなければ。
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#気候危機