昨日、全国地方議員交流研修会が熊本市であり、沖縄の玉城デニー知事が講演されると聞き、参加しました。
沖縄県、そして日本全体が抱える日米地位協定について、EU諸国の現状を調査した内容の報告でした。
他国地位協定調査の中間報告書について
たぶん熊本での講演はじめてだったので、生い立ちなども話していただきました。
父は米兵、会った事もなく、子どもの頃は複雑な思いだったろうに、明るく爽やかな人で好感もてる話でした。
沖縄が抱える苦労は、亡くなった翁長知事の時と変わりないと思うが、なにやら玉城さんにはとても明るさがある。
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「地位協定」というのは、それだけでは意味が分からない。本来なら「日本における米軍に国内法を適用せず免除する協定」と呼ぶべきものだが「米軍」すら入っていないので国民には分からいづらい。
学校で習ったように、明治政府が解消しようと努力した「治外法権」「不平等条約」とほぼ同じだが、米軍に支配され、また能動的に受け入れた戦後の自民党政府は、対外侵略と訓練のための米軍の実態は隠され、ごまかされてきた。