「先制攻撃できる自衛隊」半田滋著の紹介のつづきです。
イラン側により米無人偵察機のグローバル・ホークが撃墜された。以外と簡単に撃墜され「へーっ」と思った。
実はこのRQ-4・ローバルホーク、日本の自衛隊が購入するのは知っているだろうか?
導入するRQ-4は最新鋭でなく古いタイプ。そもそもRQ-4は米陸軍用で、尖閣諸島など海洋偵察にはあまりなじまないそうだ。
そんなRQ-4を自衛隊は、3機510億円で米国と契約した。ところが後になって119億円高い(23%増)629億円に値上げされたそうだ。なんで?
防衛省は武器の価格が15%高くなったら見直しを検討し、25%超えれば購入中止を検討するルールがあるそうで、内部では断念すべきの声が強ったそうだが「官邸の意向」で購入するそうだ。
RQ-4は、地上装置や整備用器材などを含めると初期費用は1000億円以上、毎年の維持管理が100億円かかる。その費用の中には配備される三沢基地に滞在する米軍技術者40人の生活費30億円も含まれている。一人あたり7500万円、なんちゅうことでしょう。
最低の年金さえ払えない政府が兵器を爆買いするな! と言いたい。
(写真:ウィキペディアより)
今日は、「沖縄慰霊の日」です。沖縄戦が終わった(組織的)日です。日本の慰霊の意味がいまひとつわからない。霊を慰める…ん?…
過去の判断が正しかったのか?、間違いだったのか?は、すぐわかる。
「犠牲になった人が、今生きているとすれば、あの沖縄戦をなんと言うだろうか」⇒米兵としては、余儀なくされたこととして、同じ状況になれば同じことをするだろう。
だが日本兵・住民は、今ではだまされていた、愚かな事と知ったので、二度と同じことはしないだろう。 戦争の犠牲になった人の願いは、「誤りは繰り返さない。戦争をしないでほしい」という事だろう。
だが、戦争の何たるかを知らないなら、繰り返す可能性は大いにある。