今日の各紙にも「天安門事件」と今日の中国をめぐる記事がたくさんあり、ひととおり目を通した。
戦後、多くの国が独裁国家だったが、経済発展とともに、民主主義的な道をすすんでいる。韓国、台湾、フィリピンなど。しかし中国は、資本主義国（事実上）として経済発展が著しく、国民が豊かになってきても、旧来の長い長い中国共産党一党独裁がつづいている。
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人権派弁護士へのいっせい弾圧に加え、「高度な自治」を認めているはずの香港への介入を強めている。最近、香港の議会では、「犯罪者」とされる人を「逃亡犯条例」を「改正」し、死刑制度の中国に引き渡すような議論が進められている。
当然、一般の犯罪者に加え、政治的批判を行う人々も、収監、裁判、弾圧の対象となるだろう。
中国の政府指導者は、やっている事の正当性の自信がなく、事実を知られる事を恐れるから事実を隠し、知りたがる人を弾圧する。しかし、いつまでも続く事はない。犠牲を恐れず抵抗し、たたかっている人々を称賛したい。
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中国の脅威をことさらに強調すべきではないと思うが、メディア、ネット、弁護士や知識人、学生、宗教、労働運動ほかを弾圧する事は絶対に許されるべきではない。そして、どこの国であっても。日本は中国の後追い、戦前の日本に戻りたがっている。
