「サスティナビリティ」考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「空母いきぶ」マンガと映画と現実③

 昨日のつづきです。
 そういえば、空母決戦なる戦争は、70数年前の日米戦争だけで、それ以来ないと思う。そもそも大戦後、大国間の戦争はやっていない。いずれも大国が弱小国を一方定に攻撃する戦争ばかりだ。
 なので「空母いぶき」のストーリーは、架空と言えば架空、物語なので当然でしょう。がしかし、これを現実的にとらえてしまう人も少なくないので困る。
  現実の3つ目に、
 ③相手国の見方についてです。
  日本の経済力は中国ににとっくに抜かれ、引き離される一方だ。部品関係はまた日本の企業が優秀だが、半導体、パソコン、スマホ、通信、AI、ドローン、家電製品ほかとっくに抜かれ、やがて自動車も電化で抜かれる可能性が高い。そんな中国に対し、軍事的対決で構えようとするのは根本的に間違っている。軍拡競争では負ける。経済力も技術もついていかない。
 しかも核兵器をもっている。日本の出方によっては、日本に核を使う事を辞さないと表明する事もあるだろう。日本の「後ろ盾」の米国は、中国の核ミサイルが本国のワシントンに向かってくる危険を冒してまで、日本のため本気で中国に立ちはだかる事はない。それを信じたり期待している人がいるなら、よく使われる”お花畑…”ということでしょう。
 だから日本がやるべきは、平和外交であり、軍縮の働きかけであるべきだ。
 米国を後ろ盾にしているが、米国もやがて中国に経済力で抜かれるのは時間の問題だろう。軍事力は、米国直ぐには追いつかないが、米国のように世界中に軍を展開せず、アジア周辺だけでいいの効率がいい。また学術研究の進歩はめざましい。そんな中国の矢面にたって、いきがっていたら、米国にいつハシゴを外されるかわからない。まるで戦前、いきがって米国に真珠湾への奇襲攻撃をかけた軍指導部の浅はかさと変わらない。
 中国は、米国を真似る大国主義・覇権主義の道をひた走っている。国民を激しく統制・弾圧しているので始末におけない。
 だからこそ、軍縮運動や平和や環境、労働運動など、多国間の人的交流などが必要だ。
 そしていまや最大最悪の脅威は、地球環境破壊だ。それにこそ各国が協力して立ち向かう必要がある。各国の軍港は、やがて海に沈む。それと巨大地震だ。
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