サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

明けましておめでとう、   ございません。南北極より

 今年も終わろうとしています。
 2018年12月31日、世界の人々は、どんな過ごし方でしょうか?
 アジアの人々、ヨーロッパの人々、南米・北米の人々、ヒマラヤなど山岳地の人々、太平洋の島々の人々…。
 南極は今ごろ、白夜でしょう。氷床が最小に向かう時期です。

 この時期(12/30JAXA観測-グラフ・表)として、観測史上、最少を記録しています。
 グラフのとおり数年前に比べて100〜200万㎢も氷が減っている。それだけ太陽光を吸収し、熱を貯める。黄色の線は80年代平均。
 ロス海の棚氷が崩壊すると氷河が海の流れ込み5メートル以上も海面が上昇する。
 北極は海氷の拡大に向かっているが、こちらも面積は昨年につづく史上番目だ。恐らく南北合計では史上最少だろう。
 南極海氷面積

 北極海海氷面積

 極めてマズイ状態。どうなるのやら、どうづるのやら。
 今年も不安情報ばかり書いてきました。私の思い過ごしであればいいのですが…。
 今年、一日平均で見て頂いた回数は659(ページビュー)回でした。初年度以外は毎日書きつづけ9年。お付き合いいただきありがとうございました。では、良いお正月を。