水陸起動団が国内で初めて、米海兵隊と種子島で「離島奪回」の上陸作戦の共同訓練を明日からやる。
水陸両用車・AAV7使う本格的な上陸作戦の訓練だ。
政府の説明の離島奪還の訓練をそのまま報道しているメディアが多い。
だが離島防衛は一般に制空権、制海権をにぎることが第一だ。それさえあれば島を守る方が、攻撃して上陸する方がはるかに楽だ。
島民が住んでいる島も守らなくて自衛隊を言えるのか?
ところが上陸して奪い返す訓練をする。みすみす相手国に上陸、占領を許す、こんな作戦はありえない。上陸させないように守るのが自衛隊のはずだ。
そうなると水陸起動団は、米海兵隊と同様、他国への上陸するための部隊、その訓練、手ほどきを他国侵略の経験豊かな米海兵隊から教わる。憲法9条下で、自衛隊の実態はここまで来たか。
沖縄の辺野古新基地建設。実は、普天間基地にない最新鋭の基地となる。
それは海兵隊が出動しやすいような設備を新たらしく備えることだ。
?普天間にはない、オスプレイ、燃料、弾薬を詰める強襲揚陸艦が接岸できる岸壁を備えること。
?燃料や弾薬を近くにおいていること。
この基地ができれば、米海兵と同時に、日本版海兵隊・水陸起動団も使うだろう。
ヘリ空母が接岸でき、オスプレイやAAV7が積んで国外展開できるように。
そのために憲法9条も変えようとしている。辺野古新基地の本当の危険性を知らせなければならない。攻撃のための出撃基地と相手国からの攻撃目標をなる2重の危険性。
(辺野古写真は平和委員会パンフ、記事は「赤旗」10/4付より)