今日9月1日は、95年前に関東大震災が起きて10万人以上の人が亡くなった日だ。
また地震発生の3時間後ほどから、「社会主義者や朝鮮人が放火した。日本人を襲いに来る」「井戸に毒物を入れたらしい」などのデマが流され「自警団」らの虐殺がはじまった。
殺された人は数千人とされる。その中には、社会主義者や朝鮮人に間違えられた人たちもいた。不都合な事は、知らされない、知りたがらない、そんな歴史を背負った日本。明日9月2日が本当の「敗戦の日」と言う事も知らされない知らない人が多い。
と言いつつ、今日の「毎日」オピニオンで、私も改めて気づいた。「関東大震災で起きたこと」−伊藤智永編集委員の論。頑張っておられる人がいるので、「気づき」も大事だと反省しきり。
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安倍改憲NO-3000万署名の交流会が熊本市で行われた。
各地の経験報告で、以前に比べ、9条署名に応じる人が少なくなったという経験が語られた。 それと関係があると思われる、若者の自民支持、「野党ギライ」の考察が三澤純さんの基調報告で語られ勉強になった。
その中で野口正弘成蹊大学教授の「コミュ力重視」の若者世代はこうして「野党ぎらい」になっていくが興味を引きました。
ざっと読んで、フムフムな分析、勉強になりました。
でも、「コミュ力」社会では「野党は何をやってもダメ」と、ただ分析するだけでは学問の意味は半減すると思います。野口教授には、更なる展開、次を期待したいと思います。
その点、三澤さんは、署名運動の方向性を幾つか語ってもらいました。私たちも探りたいと思います。
私は単に、「コミュ力」論はイチ断面であり、あきらめをともなった「強者への依存・忖度、弱者へのイジメ」社会に思えます。米国依存・忖度、他国蔑視の日本国家と同じ。その強い政権・自民依存です。
でも昨年、夏から秋の民進党分裂騒動がなければ、安倍政権は終わっていたと思います。その仕掛けも権力側の策略と思いますけど。
まず事実の情報です。ネット情報は圧倒的に強者言説です。事実認識ができない中での、積極・消極の強者依存の気がします。
「翁長雄志は命がけでした」 妻樹子さんが語る壮絶な最期 をご覧下さい。そしてコメント欄を。
お隣の韓国国民の変遷も参考に、どう対応するか? 知恵を出し合いましょう。